恋人の聖地 白鳥山



前回の興徳寺の記事を書いてから気づいたら…。
すっかり忘れてた。

って事で続き的な静岡県の散策。

お寺で出会ったおじちゃんに言われた通りまずは75号線を目指してみる。
途中、ガソリンが微妙なのでスタンドへ。

スタンドの店員さん「横浜からですか??」

そうですー。さっきこの近くのお寺に行ったらそこで出会ったおじちゃんに、こっちの方にいい桜があるって教えてもらったので、そこへ行こうかと思って。

店員さん「え。桜ですか…うーーん。僕も若い頃そこ行きましたけど桜なんてあったかなぁ…なにもない小さな広場なんですよ」

えっ。

店員さん「あ…でももしかしたらこの時期に行ってないだけであるのかもしれませんねぇ^^;」


気を使わせてしまってごめんなさいw
とりあえずガソリンの心配がなくなったところで次の目的地へと向かいます。





おじちゃん曰く「ゴルフ場の奥のとこだ」
あー見えてきたゴルフ場の看板。

ゴルフ場へと向かうカーブに桜の木が少し並んでる(まだ咲いてない)

まさかこれかな…いや、おじちゃんゴルフ場の奥って言ってたし。
とりあえず一番奥まで行ってみよう!

で、たどり着いたとこは小さな広場。
ただ行った時は工事中で重機が入ってて、広場に入れない(泣


まわりを見渡しても桜がないなぁ…。
咲いてないだけなの??

訪れた時はようやく梅が咲いてるぐらいだしなぁ。
でも桜の木自体が見当たらないよおじちゃん…泣

で、ここまできてだまってUターンするのもなんなので
広場の少し手前にあった「恋人の聖地➡︎」と書かれた看板に従い行ってみることに。

もちろん徒歩。





あーー…これ登るの?w 300段だってw
朝からきっつい。というか前日の夜から遊んでて寝不足すぎて尚更きっついーー

でも見ての通りきちんと足元は整備されてて登りやすかった。一段一段低いのがありがたかったなぁ。


それでもヒィヒィ言いながらやっと着いた山頂はほんとに狭いw
というか木の根っことか岩がゴロゴロしてて夜ならコケるなこれ。って感じの。
ここに来るまではあんなに綺麗に整備してあったのになぁ。


と、フラフラ見てると案内板がありました。






ん?狼煙台??
どこだろ。看板の後ろは林になってるし…
土塁もなくなっちゃってるのか…残念。


あたりを見回すと







富士山ー!どーーん!!と。



ISO 200 270mm F6.7


ここでレンズを変えて最近はまってる望遠で寄ってみる。

左のギザギザした山肌は見えてる方向的に大沢崩れかな

山頂に見えているのは富士山測候所??




ISO 160 164mm F5.8


こちらは宝永火口。


静岡県側にこないとなかなか見えないから新鮮ですw



ISO200  171mm  F5.9

遠くに南アルプスらしき…が見えてたけど
霞みすぎてわからないw 現像で頑張ったけどこれが限界でした。
まぁたぶん南アルプス…!


この広場のある白鳥山はその名前に諸説ありますが一つは

     “戦国時代にこの地に今川氏が城砦を整備し、その後武田信玄の父の武田信虎が駿河攻めに際し奪取し後に徳川氏の城となった、そのような城取りの攻防から城取山(しろとりやま)といわれたことによる。”

とあります。



他には「白鳥がこの山に住みついたから」「大和武尊がこの地でなくなりその亡骸が白鳥に変身した」などなど。
個人的には武田氏・徳川氏の絡む「城取り」を信じたい。



ISO 200 40mm F5.0

当然、恋人の聖地ですから鐘があります。
ここなら鳴らしてもうるさくなさそうw

鳴らしてはいないですが記念に鐘と富士山と一枚。



なんか富士山の写真ばかりだw







ちなみに、この「白鳥山山頂」から案内板にあった「甲府の躑躅ヶ崎」までは直線距離でおよそ50km。

25km離れた場所でも50mの高さまで狼煙をあげなければ見えないらしい。
50kmだと…どうなるんだろう…。
調べてみたけど、三平方の定理により~で計算。
うぅ、さっぱりわからない…w

なんて思いながら地図を見てると、ふと疑問が。

武田氏館跡は標高およそ
388m。白鳥山は標高568m
地図で見るとちょうど間に毛無山がある。
こちらは標高1945mと立派な山。

うーーん。

………。


狼煙見えたのかなぁ…?






















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