東京都大田区羽田にある「穴守稲荷神社」に行ってきました。
行く前に調べているとまず出てきたのは「呪いの鳥居」
え…その手は苦手なんだけど…
調べていくと、元々この神社は現在羽田空港のある敷地内にあったとの事。
「穴」というとこから風俗や勝負師などの参拝も多く、また鉱泉も出ていたので
参拝した後に一休みしたり、その為辺りに茶屋や旅館等も増えて当時はかなり賑わっていたらしい。
それが、戦後アメリカ軍による羽田空港を軍事基地として拡張の為
「48時間以内に出て行け」と土地を追い出され、現在の場所へ移転。
(羽田空港は昭和20年にGHQに接収され、昭和27年に日本に返還された)
移転の際鳥居を撤去しようとした所、工事関係者の事故や原因不明の病気になったりと
撤去することができなかった。
その後幾度となく工事に着手したがその度に事故が起こり
そこから「呪い」や「祟り」といった話になったらしい。
拝殿の移設から半世紀を経た平成11年、ようやく現在の羽田空港の入り口へと移設されてます。
移設された鳥居 上部には「平和」の文字 |
現在の穴守稲荷神社 正面が本殿 右奥に鳥居が並ぶ |
ズラーッと並んでます |
穴守稲荷神社:由緒
1804年(文化元年)の新田(※現在の羽田空港のある敷地)開墾の折り、
海が荒れて沿岸の堤防が決壊し、村々は海水による甚大な被害を受けた。
村民が堤防の上に祠を勧請し、稲荷大神を祀ると、
海が静まって大きな実りをもたらした。これが穴守稲荷神社の起こりとされている。
穴守という名の由来は、堤防にあいた穴の害から人々を守るという神徳にちなむ。
元々は新田開拓を行った鈴木家の土地にある、小さな祠であった
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