水郷の町 佐原



いつも特に目的も持たないまま出かけてます。だいたいは気の向いた方向へドライブ…なんですがカメラを持ってからは「あの写真撮りたい」「あの風景をおさめたい」とある程度目的があって動くように。

ただ、この日もぶらっと出かけた先で近くに佐原市があったので寄ってみた感じでした。
のでとりあえず目的もなくぶらぶらしてます。




佐原といえば以前に一度来たことのある伊能忠敬記念館の周辺。
利根川水運の中継基地として栄えた場所で古い建物や町並みが残っています。

有名なところでは初の日本全国測量図を書いた伊能忠敬が17歳の時に養子に来た土地です。







古い面影を残す店舗前(閉店後)で影絵あそびとか。


「正上」
江戸時代より醤油の醸造をしていた老舗で戦後は主に佃煮の製造販売。創業は寛政12年(1800年)店舗は天保3年、土蔵は明治元年の建築。数少ない江戸時代の店構が残る建築物で、当時の戸締りの方法である「よろい戸」方式が残っている。

他にも数軒の明治時代の建物が現在も商いをしながら残っています。




佐原の古い町並みの中には小野川が流れています。

両脇に柳の木が揺れる小野川では「舟めぐり」をやっていて30分ほど楽しめるようです。






前回来た時はめっちゃ暑い時期で炎天下の中30分直射日光に危険を感じ避けたんですよね…
今回は到着が遅くてもう終わりだよーっていう時間でした。縁がない…笑



小野川自体は現在は「わー!きれい!!」とは言えない感じの普通の川です。
何気なく見ていたら自生している可愛い花を見つけました。




「ナガバコウホネ(長葉河骨)」
コウホネのほとんどは水上に葉を伸ばすようですが
このナガバコウホネはすべて水中もしくは水面のみで、水上に伸びることはありません。
なのでコウホネの変種と言われているようです。
この小野川が水位の上下が激しいようでコウホネも自生している環境によっていろんな成長をしているんですねぇ…。
このナガバコウホネは千葉県の最重要植物に指定されています。


千葉は花のイメージが結構強いんですが、5月26日からは「水郷佐原あやめ祭り」なんかも行われています。







余談:
ナガバコウホネを調べていたらアイヌ語でコウホネのことを「カパト」と呼ぶ事を知りました。
その「カパト」が自生していたことから付いた地名が「樺戸」(kabato)
あれっ??聞き覚えがあるなぁ…と思い出したのが「樺戸集治監」です。
北海道地名あるある、のアイヌ語由来のやつですね。

樺戸集治監は現在北海道樺戸郡月形町にある、月形刑務所の前身ともいえる施設です。
(樺戸集治監は大正8年に廃監。囚人たちは旭川監獄へ移送されました。その後時期を空けて昭和58年に中野刑務所の廃監に伴う移転先として月形刑務所ができました。)
ひょんなとこから聞き覚えのある地名を知り、また見に行きたい場所が増えました…。
樺戸集治監は最近の漫画ゴールデンカムイの中でも出てきているので聞いた事がある人もいるかも。







佐原からの帰りに見た夕日。



2018/5/20撮影