鉄道の上り下り


先日遠出をした際に横にいた友達が言った一言

「線路の上り下りってどこが基準なの?」


え。やっぱり首都じゃないの??

「でも大阪とかそっちの方は?」

うーーん…


で、すっかり時間が経ったけど、なんとなーくなんとなーーく気になって調べてみた。

鉄道でも道路でも、路線には起点と終点が定められており、原則として起点方向が「上り」、終点方向が「下り」とされています。
---出典「乗りものニュース」➡️ https://trafficnews.jp/post/60556/ 


ですよねー。

鉄道では多くの場合、路線の起点が東京に近いほうとされている。

が、もちろん例外もあって、東京都心を縦横に走る「東京メトロ」なんかは上り下りは使わない。A線・B線と呼ぶ。(らしい。乗らないのでよくわからないです。すみません)
山手線も東京駅を含めてぐるぐる回ってるから「内回り」「外回り」で「上り下り」は使わない。


御徒町駅にて撮影

また、東京駅を跨いで走っている京浜東北線は、大宮方面に行く電車は「北行」大船駅方面に行く電車を「南行」と呼んでるらしい。

通常通りに、大船➡️東京を「上り」と呼ぶと
東京駅を過ぎてから大宮駅に向かう電車が途中から「下り」になる。
「上り」に乗ったはずがいつの間にか「下り」電車に。とごちゃごちゃになってしまうから「上り下り」の呼称は使わないとのこと。

ざっくりとこんな感じ

大正時代にはどの路線も、「東京市より◯◯府県庁所在地◯◯に達する路線」とされ、起点は全路線とも東京日本橋の道路元標でした。

ただ現在は政令に基づいて各都市間で起点と終点が決められているので
それにしたがって「上り」「下り」の呼称で呼んでいるようです。

当初は現在みたいな複雑な路線ではなかったから、日本橋基準、で問題なかったんでしょうね。







っていう「へえーー」って話だったんですが、

『その昔朝廷に仕える女房が出産で実家に帰る時など「宿下り」と言ってたし、その土地の中心地から離れることを「下り」って言ったんじゃない??』

なんて朝廷なんて言葉を出して、さもあるかのように語ってしまった自分が恥ずかしい…笑


教訓:知らんことは憶測で喋らない。























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