観光ツアースタートまで
ツアーの出発地は道内向けのツアーだったら札幌駅。道外からのツアーは新千歳空港。
それ以外は団体の貸切とかなので場所はそれぞれでした。
札幌地下歩行空間 |
会社から遠い場所からのスタートの時は、出発地最寄りのガイドや運転手さんが寝泊まりする宿に前泊します。早朝起きて身仕度を整えて運転手さんと朝食。お茶を入れたりそそくさと補助します(まるで奥さんのよう)テレビや新聞でニュースもチェック。車内での話題に混ぜたりします。
ご飯を食べ終わるとバス車内の点検。ゴミが落ちてないか窓は汚れてないか、車内でお茶を振舞う時はお茶の用意も。紙コップやお湯の確保、その他自分の原稿や身支度の最終チェックをして前日に書いて用意しておいた北海道地図を天井に付いてるモニターの前に貼ります。
確かこんな感じ… |
その時のツアーで行く場所、通る場所をマジックで塗り、まわりにはハマナスの花を描いたり牛の絵を描いたりした自作の地図です。牛の張り付いてる場所は牧場が多いのでそれにあやかって…ではなく、北海道の中でも細い部分でそこに掴まっている…というつもりです笑
(マウスで描いているのでいろいろと雑なとこはご容赦を^^;)
この地図はガイドによって描くものも書き方も違うのでさまざまです。
この地図を元にお客様にわかりやすく、この広い北海道で今日はこの辺行きますよ、とか今この辺ですねー、など案内の途中で説明したりします。
そんな準備がすべて整ったところで集合場所へ向けて出発です。
日高町のあたり |
街中は右左折が多いのでステップ(階段のところ)に立って左方向確認。
「左オーライでーす」とか「あ、トラックきてまーす」とか。
「あと1台…箱トラ行ったらおっけーでーす」って言ったら「箱トラっておまえ(笑」って笑われました。
(仲の良い運転手さんだったので怒られはしませんでしたが笑)
郊外の場合はまだお客さんがいない車内で、運転手さんと反対側の列の一番前に座って運転手さんが眠くならないように話したりしてました。
ほぼ雑談なんですが、○○さんは昨日から道南行ってるよー、とか今日の観光地で△△さん(同僚)と会うかもね?とか。携帯のない頃だったので車庫で会った時やどこぞの観光地で会ったりした時に聞く近況報告で他のみんなの動きを知ります。
一部アマチュア無線を積んでる運転手さんもいたのでその時は無線でお互いの近況確認ができましたが、会社で支給されてるものは無かったので運転手さんの私物でした。
そんなこんなで集合場所に到着して添乗員さんと合流。挨拶をして行程の確認。
お昼はこの辺ですね時間はこの位かな、じゃあこことここでトイレ休憩入れましょう、などなど。
お客様が集まりだしたら出欠の確認や車内の座席の確認、荷物を積み込んでいよいよツアースタートです。
貴婦人の林。白樺の樹。 |
*文中に貼ってある写真は文章とリンクしてないものが多いですが
北海道で撮影したものを使用してます。