おばさんからおねえさんへ


お姉さん

私が最初ずっとついて勉強させてもらっていたベテランガイドさん。
友達のお母さんなのでずっと「おばさん」(愛情こめて)って呼んでいた人なんですが
私の入社が決まってある日一緒にご飯を食べてた時に

「なぁ、おばさん。じゃまずいよな」って同席していた人に言われまして。
(えっ。なんて呼ぶんだろ?やっぱり苗字で○○さんとかかな?)

「そうだなぁ~。ん~~やっぱりお姉さん。かな」
(えっ。おねえさん??おばさ…じゃなくてお姉さん…)

私にはリアルに姉妹もいないので、人生初と言っていいくらいの「おねえさん」
なかなか口にできない。

「はい、じゃあこれからはお姉さんね!」

「は、はーーい。あ、おばさ…あ、いや、おねえさん、そこのソースとって…」

慣れない。無茶苦茶慣れない。
苗字じゃだめなんだろうか?そう思ったけどそんなこと聞くこともできずに素直に従う。
おねえさーん。あ、軽めに呼ぶとまだ言いやすい!と気づく。

なんかこれ飲み屋さんみたいだけど…。

層雲峡 銀河の滝


まぁ人間何事も慣れるもので、退社してからもずっと「おねえさん」と呼んでます。
まるで舞妓さんなんかが先輩を呼ぶ時のように。
あの業界ほど特殊な感じではないですが、バスガイドも結構私には特殊な世界だったので。

「友達のお母さん」から「仕事でもプライベートでも大先輩」になった。
入社してバスガイドになった時から、たくさんの笑いと励ましと教育をしてくれた人で
今もで札幌に帰郷した折にはご飯を食べに行ったりする大切な人です。

私とは全く逆の方向からの考え方とか持ってる人でいつも話すたびに
ああなるほどなぁ。と感心させられるのです。