誘導の笛




観光地の駐車場などにバスを止める時、先にガイドは降りてダッシュで後ろへ行き、誘導のための笛を吹きます。よく見かけるやつですね。「ピピーッ!ピピーッ!ピッピッピッピーーーー!」ってやつです。

ガイドさんによって音の出し方はいろいろです。
「ピッピッピッピッ…ピイィィィィ一イッ!」や「ピーーピーーピーー…ピッピッピッ!」などなど。やはり先輩から教わったやり方になると思うのである意味伝統かも。

或る時、観光地で誘導していたら通りすがりの別のツアーのお客様に声を掛けられました。

「ガイドさん肺活量すごいでしょ!?」
「え、いやいや、そうでもないんですよ。音は大きく響きますけどそんなに苦しいほど吹くわけでもないので。結構普通なんですよー。」

…って答えたかったところですがバスが下がってきていて普通にピピーッ!ピピーッ!っと笛を吹いてる時だったので「うんっ」って笑顔でうなづくので精一杯でした。笑

外で大きく笛を吹いて誘導する、というのが圧倒的に多かったですが、お客様の降車後でそこまでまわりを見るほどでもない、っていう時には運転手さんに「中でいい」って言われました。
最初は「???」でしたが、車内の一番後ろに行って中から後部を確認してオーライオーライ言うのです。後部の窓からちゃんと見えてますしね。

ただそうするとまわりから見れば「誰も誘導してくれる人がいないバス」に見えて、親切に外で誘導してくれる別会社の運転手さんとかいました。ありがとうございます。
仲の良い会社のバスでガイドがいない場合とかだと、逆にこちらが行って誘導したりとかもありました。乗務員同士、お互い持ちつ持たれつな感じです。