道内のツアーでも「観光」がメインじゃなく、競走馬いわゆる「サラブレッド」がメインのツアーなんていうのもありました。北海道でも太平洋側は海からの汐風の関係で良い牧草が育つそうで、競走馬の牧場が多くあります。
競走馬の見学ツアーは内地(本州)のお客様が多く新千歳空港発着です。
空港でお客様をお迎えしてまずは牧場へ。おぉ…行程見ると9割牧場です。
あとは宿という割り切り具合。凄いっ。
牧場に寄って次の牧場へ、そしてまた別の…と見事なぐらいの牧場はしご旅。
メインは馬なので私が話してたのは、開拓当時活躍した「ばん馬」、道内で行われるばんえい競馬や、競走馬の産地日高地方の観光案内などです。
オグリキャップが引退して余生を過ごしていた頃だったので、牧場見学ツアーは結構あったんですが、とある牧場では馬に触れる距離のところで「タテガミを切る」という不届きな行為があったらしく、牧場側もピリピリしてました。
馬を見に来る人が馬自体を傷つけるとは思いませんが、そういったイタズラによって事故が起きる可能性はありますよね。最悪、馬や人を傷つけてしまう可能性も。
サラブレッドは走る為に改良された馬です。脚がすごく細い。
万が一暴れて骨折なんかしてしまったら、そこで競走馬としては終わりです。
産まれる前から血統で値段がつき、生まれてからは蝶よ花よと大事にお金と手間をかけて育てられたのに、そんなタイミングで怪我をして走れないとか、牧場側には大打撃です。泣くに泣けないくらいの。
観光バスの運転手さんの中には以前に馬運車に乗っていた、という人がいて道外へと馬を運ぶ時に急ブレーキ急発進は絶対かけられないし、下手すると人が乗ってる時より気を使う、って教えてくれました。
馬運車はこーゆうのです↓
現在も写真のために禁止されてる場所へ入ったりとか、禁止行為を行う人とかいますが、同じように他の人に多大な迷惑をかける結果となっていて凄く残念に思います。
被害のあった牧場は以降見学禁止になってしまいましたが、牧場のすべてが見学禁止になったわけではなかったので、他の牧場で見学出来ました。
牧場見学に北海道まで来るだけあって皆さんの馬に対する愛が凄い…!競走馬は血統が大事なので、この馬は〇〇と△△の子供で…とかおじいちゃんはあの名馬でおばあちゃんはこっちの…などなど馬に対する知識や思い入れがすごい。
そしてめっちゃ写真撮ってました。もちろん猫なんかと同じでフラッシュは厳禁です。
「とりあえずフィルム10本持ってきたけど足りるかなぁー」とか「私は30本持ってきたよ」なんて強者もいました。そして撮りきってました…すごい。
牧場見学ツアーというと、注意しなければいけないのが「音」
普段なら駐車する為のバック誘導の時に吹く笛が吹けません。馬を驚かさないためです。
なので笛ではなく、なるべく抑えた声と身振り手振りで誘導します。「オーラーーイ、オーラーーイ!」っと。
止まる時は両手を前に高く出してストップの手振り。
だいたいこれで止まってくれますが、運転手さんがミラー見るタイミング合わなかったり、声が聞こえてなくて止まらない時は車体を叩きます。バンッ!!って笑
優しい目をした競走馬を愛する皆さんは勿論私にも優しくて、空港で別れ際に写真を撮ってくれたお客様は後日、「馬で言えば桜花賞のように撮れました」って写真を送ってくれました。写真も手紙も大事な宝物の一つです。
ありがとうございました。
道内のツアーでも「観光」がメインじゃなく、競走馬いわゆる「サラブレッド」がメインのツアーなんていうのもありました。北海道でも太平洋側は海からの汐風の関係で良い牧草が育つそうで、競走馬の牧場が多くあります。
競走馬の見学ツアーは内地(本州)のお客様が多く新千歳空港発着です。
空港でお客様をお迎えしてまずは牧場へ。おぉ…行程見ると9割牧場です。
あとは宿という割り切り具合。凄いっ。
牧場に寄って次の牧場へ、そしてまた別の…と見事なぐらいの牧場はしご旅。
メインは馬なので私が話してたのは、開拓当時活躍した「ばん馬」、道内で行われるばんえい競馬や、競走馬の産地日高地方の観光案内などです。
オグリキャップが引退して余生を過ごしていた頃だったので、牧場見学ツアーは結構あったんですが、とある牧場では馬に触れる距離のところで「タテガミを切る」という不届きな行為があったらしく、牧場側もピリピリしてました。
馬を見に来る人が馬自体を傷つけるとは思いませんが、そういったイタズラによって事故が起きる可能性はありますよね。最悪、馬や人を傷つけてしまう可能性も。
サラブレッドは走る為に改良された馬です。脚がすごく細い。
万が一暴れて骨折なんかしてしまったら、そこで競走馬としては終わりです。
産まれる前から血統で値段がつき、生まれてからは蝶よ花よと大事にお金と手間をかけて育てられたのに、そんなタイミングで怪我をして走れないとか、牧場側には大打撃です。泣くに泣けないくらいの。
観光バスの運転手さんの中には以前に馬運車に乗っていた、という人がいて道外へと馬を運ぶ時に急ブレーキ急発進は絶対かけられないし、下手すると人が乗ってる時より気を使う、って教えてくれました。
馬運車はこーゆうのです↓
現在も写真のために禁止されてる場所へ入ったりとか、禁止行為を行う人とかいますが、同じように他の人に多大な迷惑をかける結果となっていて凄く残念に思います。
被害のあった牧場は以降見学禁止になってしまいましたが、牧場のすべてが見学禁止になったわけではなかったので、他の牧場で見学出来ました。
牧場見学に北海道まで来るだけあって皆さんの馬に対する愛が凄い…!競走馬は血統が大事なので、この馬は〇〇と△△の子供で…とかおじいちゃんはあの名馬でおばあちゃんはこっちの…などなど馬に対する知識や思い入れがすごい。
そしてめっちゃ写真撮ってました。もちろん猫なんかと同じでフラッシュは厳禁です。
「とりあえずフィルム10本持ってきたけど足りるかなぁー」とか「私は30本持ってきたよ」なんて強者もいました。そして撮りきってました…すごい。
牧場見学ツアーというと、注意しなければいけないのが「音」
普段なら駐車する為のバック誘導の時に吹く笛が吹けません。馬を驚かさないためです。
なので笛ではなく、なるべく抑えた声と身振り手振りで誘導します。「オーラーーイ、オーラーーイ!」っと。
止まる時は両手を前に高く出してストップの手振り。
だいたいこれで止まってくれますが、運転手さんがミラー見るタイミング合わなかったり、声が聞こえてなくて止まらない時は車体を叩きます。バンッ!!って笑
優しい目をした競走馬を愛する皆さんは勿論私にも優しくて、空港で別れ際に写真を撮ってくれたお客様は後日、「馬で言えば桜花賞のように撮れました」って写真を送ってくれました。写真も手紙も大事な宝物の一つです。
ありがとうございました。
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